2018-03-14 (Wed)✎
こんにちは。

日本一の松 神経痛・腰痛の祈願所 入学成就の祈願所、
徳川五代将軍綱吉生母、桂昌院ゆかりの京都西京区のお寺です。
比叡山の僧源算が長元2年(1029年)にこの地に小堂を建て、十一面千手観世音菩薩像を刻み
本尊としたのが当寺の開創と伝えられています。
白河天皇が諸堂を建設し、後に、後花園天皇が伽藍を改築、大いに栄えたが、
応仁の乱により、これら全てを焼失したようです。
そして、元禄年間に徳川五代将軍綱吉の生母、桂昌院の寄進により寺は復興されたそうです。
第20番 「西山 善峯寺」
ご本尊 千手観世音菩薩
ご詠歌 野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立
国内旅行も海外旅行も、雨女の所以でしょうか。
お参りする日も・・・どちらかと言うと雨も多いような・・・
そして、思ったのが、自分は階段よりも坂道がキライだと言う事。
息切れは、坂道の方が激しいと思います。
そんなキライな坂道と雨が重なると・・・・その上寒い~~~ヒサンでございます。
その上、写真も撮らねばならない義務もありまして・・・・・
果てしなく続くなだらかではありますが、坂道でございます。
2月のある日の事でございます。

まずは、善峯寺の境内図です。

こちらは、東門でしょうか?

このような階段も上り・・・

やっと山門です。
正徳6年(1716)建立、三間一戸の楼門形式のお堂です。
楼上の本尊文殊菩薩と脇侍二天は、現在、文殊寺宝館に奉安しています。
提灯の家紋は、 繋ぎ九目結紋でして、桂昌院の実家・本庄家の家紋です。

山門の扁額です。

楼下の金剛力士は、運慶作で源頼朝寄進と伝えられています。

山門の横に、西山宮門跡の表示がございました。
各法親王が歴代の住職となった関係から、この寺が「西山の宮」といわれております。
「からだのいたみ こころのいたみ・・・・・」欲しいお守りですね。

善峯寺の説明書きです。


手水舎です。
気温が低いので・・・凍っておりますよ~~


階段を上った所に、本堂(観音堂)がございます。
元禄5年(1692)建立、桂昌院の寄進により再建された入母屋造のお堂です。
西国三十三所観音霊場の第20番札所の本尊は、千手観音で仁弘法師御作です。
京都洛西観音霊場の第1番の本尊は、脇本尊千手観音で源算上人御作です。

本堂から、山門を見てみました。

本堂の拝所です。

本尊の扁額です。

お守り納めどころなるものがございました。
2匹のワンちゃんが可愛いです。

本堂から境内も景色です。

遊龍の松です。
五葉松で樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物に指定されています。
L字型に伸びた幹は、地を這うように伸び、臥龍の遊ぶ様に見えます。
正面に見える建物は、護摩堂だと思います。

こちらが、主な幹でございます。
本来は、全長50mもありましたが、松食い虫に食われて、15m切断したそうです。


標石は明治26年、鳥尾中将の書です。


多宝塔です。
元和7年(1621)建立、国の重要文化財に指定されています。
本尊は愛染明王です。

こちらは、舞台造りになってる幸福地蔵です。


幸福地蔵の扁額です。

この高台から眺めた景色でございます。
白山権現、白山 桜あじさい苑が見えます。

開山堂です。
貞享2年(1685)建立、開山源算上人のご廟所です。上人117歳の尊像が祠られています。

護摩堂です。
本尊は五大明王(不動・降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉の五尊)で、元禄5年(1692)桂昌院により建立されました。

鐘楼堂(つりがね堂)です。
貞享3年(1686)、桂昌院により建立されました。
徳川5代将軍綱吉公の厄年にあたり寄進され、「厄除けの鐘」と云われています。

経堂(心願成就の絵馬堂)です。
宝永2年(1705)建立、桂昌院により寄進されました。

経堂の扁額です。

桂昌院しだれ桜です。
樹齢300年以上のしだれ桜で、江戸時代、桂昌院お手植えと伝えられます。

この桜はもみじとの合体木で、二本の古木が絡み合った結び木となっています。


石柱です。

では、次へ参りましょう。
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
ポチンとして頂けたら嬉しいです。

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日本一の松 神経痛・腰痛の祈願所 入学成就の祈願所、
徳川五代将軍綱吉生母、桂昌院ゆかりの京都西京区のお寺です。
比叡山の僧源算が長元2年(1029年)にこの地に小堂を建て、十一面千手観世音菩薩像を刻み
本尊としたのが当寺の開創と伝えられています。
白河天皇が諸堂を建設し、後に、後花園天皇が伽藍を改築、大いに栄えたが、
応仁の乱により、これら全てを焼失したようです。
そして、元禄年間に徳川五代将軍綱吉の生母、桂昌院の寄進により寺は復興されたそうです。
第20番 「西山 善峯寺」
ご本尊 千手観世音菩薩
ご詠歌 野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立
国内旅行も海外旅行も、雨女の所以でしょうか。
お参りする日も・・・どちらかと言うと雨も多いような・・・
そして、思ったのが、自分は階段よりも坂道がキライだと言う事。
息切れは、坂道の方が激しいと思います。
そんなキライな坂道と雨が重なると・・・・その上寒い~~~ヒサンでございます。
その上、写真も撮らねばならない義務もありまして・・・・・
果てしなく続くなだらかではありますが、坂道でございます。
2月のある日の事でございます。

まずは、善峯寺の境内図です。

こちらは、東門でしょうか?

このような階段も上り・・・

やっと山門です。
正徳6年(1716)建立、三間一戸の楼門形式のお堂です。
楼上の本尊文殊菩薩と脇侍二天は、現在、文殊寺宝館に奉安しています。
提灯の家紋は、 繋ぎ九目結紋でして、桂昌院の実家・本庄家の家紋です。

山門の扁額です。

楼下の金剛力士は、運慶作で源頼朝寄進と伝えられています。

山門の横に、西山宮門跡の表示がございました。
各法親王が歴代の住職となった関係から、この寺が「西山の宮」といわれております。
「からだのいたみ こころのいたみ・・・・・」欲しいお守りですね。

善峯寺の説明書きです。


手水舎です。
気温が低いので・・・凍っておりますよ~~


階段を上った所に、本堂(観音堂)がございます。
元禄5年(1692)建立、桂昌院の寄進により再建された入母屋造のお堂です。
西国三十三所観音霊場の第20番札所の本尊は、千手観音で仁弘法師御作です。
京都洛西観音霊場の第1番の本尊は、脇本尊千手観音で源算上人御作です。

本堂から、山門を見てみました。

本堂の拝所です。

本尊の扁額です。

お守り納めどころなるものがございました。
2匹のワンちゃんが可愛いです。

本堂から境内も景色です。

遊龍の松です。
五葉松で樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物に指定されています。
L字型に伸びた幹は、地を這うように伸び、臥龍の遊ぶ様に見えます。
正面に見える建物は、護摩堂だと思います。

こちらが、主な幹でございます。
本来は、全長50mもありましたが、松食い虫に食われて、15m切断したそうです。


標石は明治26年、鳥尾中将の書です。


多宝塔です。
元和7年(1621)建立、国の重要文化財に指定されています。
本尊は愛染明王です。

こちらは、舞台造りになってる幸福地蔵です。


幸福地蔵の扁額です。

この高台から眺めた景色でございます。
白山権現、白山 桜あじさい苑が見えます。

開山堂です。
貞享2年(1685)建立、開山源算上人のご廟所です。上人117歳の尊像が祠られています。

護摩堂です。
本尊は五大明王(不動・降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉の五尊)で、元禄5年(1692)桂昌院により建立されました。

鐘楼堂(つりがね堂)です。
貞享3年(1686)、桂昌院により建立されました。
徳川5代将軍綱吉公の厄年にあたり寄進され、「厄除けの鐘」と云われています。

経堂(心願成就の絵馬堂)です。
宝永2年(1705)建立、桂昌院により寄進されました。

経堂の扁額です。

桂昌院しだれ桜です。
樹齢300年以上のしだれ桜で、江戸時代、桂昌院お手植えと伝えられます。

この桜はもみじとの合体木で、二本の古木が絡み合った結び木となっています。


石柱です。

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