2018-05-22 (Tue)✎
こんにちは。


日本最古の巡礼といわれる「西国三十三所観音巡礼」を最初に始めたのは徳道上人です。
それからおよそ270年後、西国三十三所観音巡礼を有名にしたのが、平安時代中期の花山法皇なのです。
花山法皇が隠棲生活を送ったのが、こちらの花山院です。
花山法皇は、藤原兼家の謀略によって2年で出家してしまいます。
わずか17歳の時で、41歳で当山で生涯を閉じたそうです。
また、花山法皇を慕って弘徽殿女御と11人の女官たちが花山院を訪れたそうですが、
女人禁制のため参道を登ることが出来ず、尼となって山麓に住み琴を弾いてその思いを伝えたと言われています。
番外 「東光山 花山院(菩提寺)」
ご本尊 薬師如来
ご詠歌 有馬冨士 麓の霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風
兵庫県三田市にございます。
花山院は標高418mの阿弥陀峰の山頂にあります。
徒歩で25分、ただし急勾配のある上り坂でございます。
この立て札の通り・・・・私の足では45分ぐらいかかりそうですので・・・タクシーにて。

こちらには、この説明書きもございました。

山門です。
三間一戸の八脚門です。

山門の扁額です。

仁王様を・・・


手水舎で、清めて行きましょう。

この階段を上り・・・

境内へと参りました。
こちらには、本堂が二つございます。

「花山法皇殿」です。
西国三十三所観音巡礼の本堂となります。
内陣には、十一面観音、そして右に花山法皇、左に弘法大師の像が祀られています。

花山法皇殿の扁額です。
御詠歌が書かれております。

びんずる様でしょうか??

境内です。

「薬師堂」です。
本尊は薬師如来であり、西国薬師第21番霊場でもあります。

扁額は「瑠璃光殿」と書かれておりました。

外陣の天井です。

このように、二つの本堂が建てられております。

次に、「幸福(しあわせ)の七地蔵」です。
お地蔵さんはそれぞれの役割を象徴する持物を左手に持っていて、
そして、右手を差し出して握手ができるようになっています。


賢者地蔵さんは、神仏の摂理を文字にした「経文」を手にしています。
望む人生を歩むための智慧を授けてくれます。

左は、「結び地蔵」と呼ばれ、左手には紐を持っていて、
希望を成就し、人生の目的を達すことができるように力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「子供地蔵」と呼ばれ、左手には系図を持っています。
命を大切にして幸せな人生を送る力を与えてくれる地蔵さんです。

左は、「母(妻)地蔵」と呼ばれ、左手には蓮の花(蓮華)を持っています。
女性としての本性の花を咲かせるような人生を送れるよう力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「父(夫)地蔵」と呼ばれ、左手に天球を持っています。
迷うことなく人生を歩むことができる力を与えてくれる地蔵さんです。

左は、「祖母地蔵」と呼ばれ、左手に箒を持っています。
生き甲斐のある生活を送れるように力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「祖父地蔵」と呼ばれ左手には軍配を持っています。
家庭や周囲の人々の為に知恵を授けられる人として生き甲斐のある人生を送れるよう力を与えてくれる地蔵さんです。

不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩様方がいらっしゃいます。


修行大師像です。

「荒神堂」です。

扁額です。

展望所へやってきました。

景色を・・・

有馬富士でしょうか。


最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
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日本最古の巡礼といわれる「西国三十三所観音巡礼」を最初に始めたのは徳道上人です。
それからおよそ270年後、西国三十三所観音巡礼を有名にしたのが、平安時代中期の花山法皇なのです。
花山法皇が隠棲生活を送ったのが、こちらの花山院です。
花山法皇は、藤原兼家の謀略によって2年で出家してしまいます。
わずか17歳の時で、41歳で当山で生涯を閉じたそうです。
また、花山法皇を慕って弘徽殿女御と11人の女官たちが花山院を訪れたそうですが、
女人禁制のため参道を登ることが出来ず、尼となって山麓に住み琴を弾いてその思いを伝えたと言われています。
番外 「東光山 花山院(菩提寺)」
ご本尊 薬師如来
ご詠歌 有馬冨士 麓の霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風
兵庫県三田市にございます。
花山院は標高418mの阿弥陀峰の山頂にあります。
徒歩で25分、ただし急勾配のある上り坂でございます。
この立て札の通り・・・・私の足では45分ぐらいかかりそうですので・・・タクシーにて。

こちらには、この説明書きもございました。

山門です。
三間一戸の八脚門です。

山門の扁額です。

仁王様を・・・


手水舎で、清めて行きましょう。

この階段を上り・・・

境内へと参りました。
こちらには、本堂が二つございます。

「花山法皇殿」です。
西国三十三所観音巡礼の本堂となります。
内陣には、十一面観音、そして右に花山法皇、左に弘法大師の像が祀られています。

花山法皇殿の扁額です。
御詠歌が書かれております。

びんずる様でしょうか??

境内です。

「薬師堂」です。
本尊は薬師如来であり、西国薬師第21番霊場でもあります。

扁額は「瑠璃光殿」と書かれておりました。

外陣の天井です。

このように、二つの本堂が建てられております。

次に、「幸福(しあわせ)の七地蔵」です。
お地蔵さんはそれぞれの役割を象徴する持物を左手に持っていて、
そして、右手を差し出して握手ができるようになっています。


賢者地蔵さんは、神仏の摂理を文字にした「経文」を手にしています。
望む人生を歩むための智慧を授けてくれます。

左は、「結び地蔵」と呼ばれ、左手には紐を持っていて、
希望を成就し、人生の目的を達すことができるように力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「子供地蔵」と呼ばれ、左手には系図を持っています。
命を大切にして幸せな人生を送る力を与えてくれる地蔵さんです。

左は、「母(妻)地蔵」と呼ばれ、左手には蓮の花(蓮華)を持っています。
女性としての本性の花を咲かせるような人生を送れるよう力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「父(夫)地蔵」と呼ばれ、左手に天球を持っています。
迷うことなく人生を歩むことができる力を与えてくれる地蔵さんです。

左は、「祖母地蔵」と呼ばれ、左手に箒を持っています。
生き甲斐のある生活を送れるように力を与えてくれる地蔵さんです。
右は、「祖父地蔵」と呼ばれ左手には軍配を持っています。
家庭や周囲の人々の為に知恵を授けられる人として生き甲斐のある人生を送れるよう力を与えてくれる地蔵さんです。

不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩様方がいらっしゃいます。


修行大師像です。

「荒神堂」です。

扁額です。

展望所へやってきました。

景色を・・・

有馬富士でしょうか。


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