2015-06-05 (Fri)✎
こんにちは。
「四国八十八ヶ所霊場めぐり 61番札所 栴檀山 教王院 香園寺」
後の世を思えば詣れ香園寺
止とめて止まらぬ白滝の水
用明天皇の病気平癒を祈願して、皇子である聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹であり、
境内には本堂と大師堂を兼ねた超近代的な大聖堂を構えています。
また、寺が創始した子安講の輪は、海外にまで広がり現在20.000人を超えているとの事です。
弘法大師が訪れたのは大同年間(806〜10)の時、門前で身重の婦人が苦しんでいたとの事。
大師は、栴檀の香を焚いて加持、祈祷をし、婦人は元気な男子を無事に出産したそうです。
これが機縁となり、大師は唐から持ち帰った小さな金の大日如来像を本尊の胸に納め、再び栴檀の香を焚いて
安産、子育て、身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」の護摩修法をされて寺に遺し、霊場に定められたそうです。
三門があったのかも分からないまま、参道を進むと、まるで公園のような広さです。
途中に手水舎がありました。

この参道の中に、とっても気になっていた像がありまして・・・・・最後に掲載させていただきますね。
まっすぐに行きと、鐘楼です。 鉄筋コンクリート造りです。

正面に大聖堂が建っております。
昭和51年に立てられた褐色の鉄筋コンクリート造り、 高さ16m、1階が大講堂です。
これが「お寺?」と思ってしまうほどでした。

大聖堂の前には、大香炉、燈明台もコンクリート造り屋根下に一体化されてありました。

大聖堂の真ん中の、ここでもお参りはできますが・・・・・

本堂の扁額と言えるものでしょうか。

私たちは、大聖堂の左手にある階段を上り、2Fへ参ります。
本堂と大師堂を兼ねた大ホールでした。
中央に大きな金色に輝く金剛界大日如来が鎮座していて、大師像はその向こうの舞台右の厨子の中に奉られています。
子安講で授かった赤ちゃんの写真が、壁いっぱいに貼られておりました。

お参りを終えて、子安大師堂です。
背中にゴザ、右手に錫杖、 左手に赤ん坊を抱いた大師の姿が見られます。

聖徳殿(聖徳太子を奉る祠)です。

でーーーー気になっていたのが・・・・・・
戦争慰霊観音像です。
逓信省航空局 航空機乗員養成所顕彰慰霊塔なのです。
碑文:若人は大空に夢を抱いて この愛媛小松に来たり 心身鍛え技を練り 未来にパイロットを夢見ん
大東亜戦争に百有余名 祖国防衛の人柱たらん 一機必中大空に散る ああその心いかばかり
ここに 同期生有志集りて顕彰慰霊塔を建立し 永久にその功績と冥福を祈る
昭和五十一年十一月三日 愛養会

太平洋戦争中、遠くは南溟の雲の彼方や近くは本土周辺の空に海原に、戦場で戦い
或いは神風特別攻撃隊で出撃し、青春の思い出を残しながら祖国日本の礎として雄々しく散っていった。
当時の逓信省愛媛航空機乗員養成所出身者の霊を慰めようと建立されました。

観音像は台座とも三メートルの高さでち、飛行服姿の若鷲が右手掌に霊安らかに鎮まれと抱かれております。

観世音(観音)とは、世間の人々の悩める声(音)を観じ(聞き)、救済の手を差し伸べると云う意味で、
三十三に姿を変えて信仰者のあらゆる災難を除いてくれるという大慈悲を表しているそうです。
次は、65番札所です。
つづく・・・・・・・
最後まで、お読み下さり感謝申し上げます。
南無大師遍照金剛
「四国八十八ヶ所霊場めぐり 61番札所 栴檀山 教王院 香園寺」
後の世を思えば詣れ香園寺
止とめて止まらぬ白滝の水
用明天皇の病気平癒を祈願して、皇子である聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹であり、
境内には本堂と大師堂を兼ねた超近代的な大聖堂を構えています。
また、寺が創始した子安講の輪は、海外にまで広がり現在20.000人を超えているとの事です。
弘法大師が訪れたのは大同年間(806〜10)の時、門前で身重の婦人が苦しんでいたとの事。
大師は、栴檀の香を焚いて加持、祈祷をし、婦人は元気な男子を無事に出産したそうです。
これが機縁となり、大師は唐から持ち帰った小さな金の大日如来像を本尊の胸に納め、再び栴檀の香を焚いて
安産、子育て、身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」の護摩修法をされて寺に遺し、霊場に定められたそうです。
三門があったのかも分からないまま、参道を進むと、まるで公園のような広さです。
途中に手水舎がありました。

この参道の中に、とっても気になっていた像がありまして・・・・・最後に掲載させていただきますね。
まっすぐに行きと、鐘楼です。 鉄筋コンクリート造りです。

正面に大聖堂が建っております。
昭和51年に立てられた褐色の鉄筋コンクリート造り、 高さ16m、1階が大講堂です。
これが「お寺?」と思ってしまうほどでした。

大聖堂の前には、大香炉、燈明台もコンクリート造り屋根下に一体化されてありました。

大聖堂の真ん中の、ここでもお参りはできますが・・・・・

本堂の扁額と言えるものでしょうか。

私たちは、大聖堂の左手にある階段を上り、2Fへ参ります。
本堂と大師堂を兼ねた大ホールでした。
中央に大きな金色に輝く金剛界大日如来が鎮座していて、大師像はその向こうの舞台右の厨子の中に奉られています。
子安講で授かった赤ちゃんの写真が、壁いっぱいに貼られておりました。

お参りを終えて、子安大師堂です。
背中にゴザ、右手に錫杖、 左手に赤ん坊を抱いた大師の姿が見られます。

聖徳殿(聖徳太子を奉る祠)です。

でーーーー気になっていたのが・・・・・・
戦争慰霊観音像です。
逓信省航空局 航空機乗員養成所顕彰慰霊塔なのです。
碑文:若人は大空に夢を抱いて この愛媛小松に来たり 心身鍛え技を練り 未来にパイロットを夢見ん
大東亜戦争に百有余名 祖国防衛の人柱たらん 一機必中大空に散る ああその心いかばかり
ここに 同期生有志集りて顕彰慰霊塔を建立し 永久にその功績と冥福を祈る
昭和五十一年十一月三日 愛養会

太平洋戦争中、遠くは南溟の雲の彼方や近くは本土周辺の空に海原に、戦場で戦い
或いは神風特別攻撃隊で出撃し、青春の思い出を残しながら祖国日本の礎として雄々しく散っていった。
当時の逓信省愛媛航空機乗員養成所出身者の霊を慰めようと建立されました。

観音像は台座とも三メートルの高さでち、飛行服姿の若鷲が右手掌に霊安らかに鎮まれと抱かれております。

観世音(観音)とは、世間の人々の悩める声(音)を観じ(聞き)、救済の手を差し伸べると云う意味で、
三十三に姿を変えて信仰者のあらゆる災難を除いてくれるという大慈悲を表しているそうです。
次は、65番札所です。
つづく・・・・・・・
最後まで、お読み下さり感謝申し上げます。
南無大師遍照金剛
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Re: 写真の使用について * by ヒツジのとっとちゃん
鍵コメさん、初めまして。
ご連絡ありがとうございます。
この件に関しまして、どうぞお使い下さいませ。
ご丁寧なお話、使っていただければ嬉しいです。
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