2022-08-04 (Thu)✎
こんにちは。

東北、上越の皆様、お気をつけ下さいませ。
避難に躊躇は必要ありません。
命が一番大事です。
「龍源院」には5つの庭園が配されていて、
境内のいたるところに見事な苔が生えているので「洛北の苔寺」という通称で知られています。
方丈前庭」は、「一枝坦」とも呼ばれるこちらの庭園は余分なものを取り除いた
禅宗独特の枯山水庭園で、神仙思想に説かれる蓬莱山の理想の世界を表現しています。
本当は、瑞峯院の見学を終えた時点で帰ろうと思っていたのですが・・・
この看板が目に入りまして・・・
多分、大徳寺の見学は今回が最後だろうと思いまして・・・


説明書きです。

重要文化財の表門です。
1502年頃の建立、切妻造・桧皮葺の四脚門です。



庫裏です。

では、龍源院がどこにあるのか・・・案内図を・・・

中へ進んで行きますと・・・

この看板の説明書きを・・・

ここから、廊下を隔てた所に東滴壺がございます。

「龍源院」には5つの庭園が配されていて、
境内のいたるところに見事な苔が生えているので「洛北の苔寺」という通称で知られています。
では、最初に「東滴壺(とうてきこ)」を・・・
方丈と庫裏との間の狭小な空間につくられた壺庭。
1960年(昭和35年)、鍋島岳生によって作庭された現代壺庭の傑作で、
白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている日本最小の石庭です。

この平べったい1枚の板石が置かれ円い波紋は一滴の水が滴り落ちる姿を表しています。
一滴の水が小川となり、大河となり、大海となる様に、一滴の水の大切さを表現しています。



礼之間です。
和尚と修行僧達が一衆和合、公式の茶礼香礼等を行うお部屋です。
昔は、大名公家のお供が控えてた所でもあります。

重要文化財の方丈へと参りましょう。
一重入母屋造・檜皮葺の建物です。

方丈の前庭です。

方丈の扁額です。

「一枝坦(いっしだん)」とも呼ばれるこちらの庭園は、余分なものを取り除いた禅宗独特の枯山水庭園で、
神仙思想に説かれる蓬莱山の理想の世界を表現しています。
丸くかたどった大きな苔の島に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭です。


室中(しっちゅう)と云いまして、方丈の中心の間で、和尚が禅の教えを説き、
儀式法要も行うお部屋です。
この奥を真前と言い、祖師を祀り、お仕えして務めます。

室中のふすま絵は、「竜と波」です。
江戸初期のものですが、作者不明です。

檀那の間(だんなのま)です。
経済面で寺や和尚らを外護し世話をする檀家や和尚がお茶などを呑みながら親しくするお部屋です。

丈北庭「龍吟庭(りょうぎんてい)」です。
方丈北側に広がる三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園で、相阿弥の作庭だそうです。
中央の石組は須弥山を表し、青々とした杉苔は洋々たる大海を表しています。



衣鉢間です。(居間のことですね)

この衝立、凄いですね。

書院之間です。


見学を終えて、表門に戻ってきました。

これにて、「大徳寺」も「京の冬の旅」も終りました。
長かった~~~~
やっと書き終えて・・・まだまだ古い記事を書かねばなりません。
ありがとうございました。
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
ポチンとして頂けたら嬉しいです。


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東北、上越の皆様、お気をつけ下さいませ。
避難に躊躇は必要ありません。
命が一番大事です。
「龍源院」には5つの庭園が配されていて、
境内のいたるところに見事な苔が生えているので「洛北の苔寺」という通称で知られています。
方丈前庭」は、「一枝坦」とも呼ばれるこちらの庭園は余分なものを取り除いた
禅宗独特の枯山水庭園で、神仙思想に説かれる蓬莱山の理想の世界を表現しています。
本当は、瑞峯院の見学を終えた時点で帰ろうと思っていたのですが・・・
この看板が目に入りまして・・・
多分、大徳寺の見学は今回が最後だろうと思いまして・・・


説明書きです。

重要文化財の表門です。
1502年頃の建立、切妻造・桧皮葺の四脚門です。



庫裏です。

では、龍源院がどこにあるのか・・・案内図を・・・

中へ進んで行きますと・・・

この看板の説明書きを・・・

ここから、廊下を隔てた所に東滴壺がございます。

「龍源院」には5つの庭園が配されていて、
境内のいたるところに見事な苔が生えているので「洛北の苔寺」という通称で知られています。
では、最初に「東滴壺(とうてきこ)」を・・・
方丈と庫裏との間の狭小な空間につくられた壺庭。
1960年(昭和35年)、鍋島岳生によって作庭された現代壺庭の傑作で、
白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている日本最小の石庭です。

この平べったい1枚の板石が置かれ円い波紋は一滴の水が滴り落ちる姿を表しています。
一滴の水が小川となり、大河となり、大海となる様に、一滴の水の大切さを表現しています。



礼之間です。
和尚と修行僧達が一衆和合、公式の茶礼香礼等を行うお部屋です。
昔は、大名公家のお供が控えてた所でもあります。

重要文化財の方丈へと参りましょう。
一重入母屋造・檜皮葺の建物です。

方丈の前庭です。

方丈の扁額です。

「一枝坦(いっしだん)」とも呼ばれるこちらの庭園は、余分なものを取り除いた禅宗独特の枯山水庭園で、
神仙思想に説かれる蓬莱山の理想の世界を表現しています。
丸くかたどった大きな苔の島に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭です。


室中(しっちゅう)と云いまして、方丈の中心の間で、和尚が禅の教えを説き、
儀式法要も行うお部屋です。
この奥を真前と言い、祖師を祀り、お仕えして務めます。

室中のふすま絵は、「竜と波」です。
江戸初期のものですが、作者不明です。

檀那の間(だんなのま)です。
経済面で寺や和尚らを外護し世話をする檀家や和尚がお茶などを呑みながら親しくするお部屋です。

丈北庭「龍吟庭(りょうぎんてい)」です。
方丈北側に広がる三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園で、相阿弥の作庭だそうです。
中央の石組は須弥山を表し、青々とした杉苔は洋々たる大海を表しています。



衣鉢間です。(居間のことですね)

この衝立、凄いですね。

書院之間です。


見学を終えて、表門に戻ってきました。

これにて、「大徳寺」も「京の冬の旅」も終りました。
長かった~~~~
やっと書き終えて・・・まだまだ古い記事を書かねばなりません。
ありがとうございました。
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
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さすがとっとちゃん * by 壁ぎわ
京都は 落ち着くところが多いですね
そして 落ち着いて写真を撮り 満喫するとは
大事にしてくださいね
その内襖絵など 室内は撮影禁止になりかねませんから…
私なぞは…
これをすると
入山料貧乏になってしまうんですよ
三か所立ち寄ると 5杯呑めるんですから…
そして 落ち着いて写真を撮り 満喫するとは
大事にしてくださいね
その内襖絵など 室内は撮影禁止になりかねませんから…
私なぞは…
これをすると
入山料貧乏になってしまうんですよ
三か所立ち寄ると 5杯呑めるんですから…
* by takabone
日本最古の・・・なんて聞いてしまったら見ざるを得ないですね~😂
壺庭が心に染みます。我が家にもこんな壺庭があったら日々癒されるかな~なんて思ったり(笑)
壺庭が心に染みます。我が家にもこんな壺庭があったら日々癒されるかな~なんて思ったり(笑)
No Subject * by 駐在おやじ
折角 庭園を紹介いただいたんですが
なんか僕が一番気に入った写真は 門の前から 道を撮った写真です
黄色い壁が続き 横には松?木が植えてあって なんか見てて落ち着きます
う~~~ん 本当なら 庭が~~ とか 岩が~~~ なんでしょうが wwww 変なところに 目が行っちゃいました ^^
駐在おやじ
なんか僕が一番気に入った写真は 門の前から 道を撮った写真です
黄色い壁が続き 横には松?木が植えてあって なんか見てて落ち着きます
う~~~ん 本当なら 庭が~~ とか 岩が~~~ なんでしょうが wwww 変なところに 目が行っちゃいました ^^
駐在おやじ
No Subject * by はる
おはようございます(^^♪
日本最古‥室町時代に建てられた方丈が残っているんですね。
戦が続いた混乱の時代にすごいことだわ。
日本最小の石庭、一滴の水の大切さ、
シンプルだから余計に伝わるものがありますね。
「龍吟庭」苔がいっぱい‥としか思えなかったけど、
3枚目の画、中央の石が世界の中心「須弥山」を表していると聞くと
なにか大きな力を感じるような素敵な空間に思えてきました。
前に映画で世界の中心で愛を叫ぶってあったけど
ここで叫んじゃ‥叱られちゃうな。
日本最古‥室町時代に建てられた方丈が残っているんですね。
戦が続いた混乱の時代にすごいことだわ。
日本最小の石庭、一滴の水の大切さ、
シンプルだから余計に伝わるものがありますね。
「龍吟庭」苔がいっぱい‥としか思えなかったけど、
3枚目の画、中央の石が世界の中心「須弥山」を表していると聞くと
なにか大きな力を感じるような素敵な空間に思えてきました。
前に映画で世界の中心で愛を叫ぶってあったけど
ここで叫んじゃ‥叱られちゃうな。
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
鍵コメUさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いつもご配慮ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
いつもご配慮ありがとうございます。
Re: さすがとっとちゃん * by ヒツジのとっとちゃん
壁ぎわさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
はい、この頃までは人出が少なかったですね。
桜が咲く頃から人出が多くなりました。
ですから、ゆっくりと静寂な空気の中で鑑賞出来ました。
ここは、各お部屋ごと説明板がありまして、他のお寺さんとは違いましたね。
ここまで、お部屋を開放してあるとは思いもしませんでした。
はい、結構拝観料しますね。
保存して行くための寄付だと思ってます。
時たま、1日二人で1万円以上の寄付もありますよ。
ウフフフ そうですよね。
でも呑んだら、それでオワリですよ~~
コメントありがとうございます。
はい、この頃までは人出が少なかったですね。
桜が咲く頃から人出が多くなりました。
ですから、ゆっくりと静寂な空気の中で鑑賞出来ました。
ここは、各お部屋ごと説明板がありまして、他のお寺さんとは違いましたね。
ここまで、お部屋を開放してあるとは思いもしませんでした。
はい、結構拝観料しますね。
保存して行くための寄付だと思ってます。
時たま、1日二人で1万円以上の寄付もありますよ。
ウフフフ そうですよね。
でも呑んだら、それでオワリですよ~~
Re: タイトルなし * by ヒツジのとっとちゃん
takaboneさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうでしょう!!
そりゃあ、覗きたくなっちゃいますよね。
どのお部屋からもお庭(坪庭)が見える家って、優雅ですよね。
でも、手入れが大変ですよ~~
たまに、どこかで見るのが一番良いかと思いますよ(笑)
コメントありがとうございます。
そうでしょう!!
そりゃあ、覗きたくなっちゃいますよね。
どのお部屋からもお庭(坪庭)が見える家って、優雅ですよね。
でも、手入れが大変ですよ~~
たまに、どこかで見るのが一番良いかと思いますよ(笑)
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
駐在おやじさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
真っ直ぐに伸びた参道、誰もいらっしゃらない景色。
撮らねばと思った1枚でした。
松の枝も色々な向きをしてて、面白いでしょう。
私、どちらかと云いますと、枯山水庭園、難しいのです。
説明がないと分らない大雑把な私です。
一緒ですねぇ~~
コメントありがとうございます。
真っ直ぐに伸びた参道、誰もいらっしゃらない景色。
撮らねばと思った1枚でした。
松の枝も色々な向きをしてて、面白いでしょう。
私、どちらかと云いますと、枯山水庭園、難しいのです。
説明がないと分らない大雑把な私です。
一緒ですねぇ~~
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
はるさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
「応仁の乱」で京都は焼け野原になっていますよね。
11年間も戦をしていれば・・・その代償は今でもございます。
その室町時代の建造物、よく残ってましたね。
いや~~説明書きがないと、理解が難しいです。
はるさん、凄いです。
この時、誰もいませんでしたので、叫んでも・・・
叫んだら、きっと奥から関係者が走ってくるでしょうね。
コメントありがとうございます。
「応仁の乱」で京都は焼け野原になっていますよね。
11年間も戦をしていれば・・・その代償は今でもございます。
その室町時代の建造物、よく残ってましたね。
いや~~説明書きがないと、理解が難しいです。
はるさん、凄いです。
この時、誰もいませんでしたので、叫んでも・・・
叫んだら、きっと奥から関係者が走ってくるでしょうね。
管理人のみ閲覧できます * by -
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
鍵コメPさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
本津に、枯山水の手入れは大変でしょうね。
石に苔、砂の造形、受け継いでいくのですね。
その内、公開してくれなくなってしまうかも・・・
寂しいですね。
お庭も、ふすま絵、杉板絵、全てを保全補修していかなくてはいけないので、
特別公開時しか観賞出来なくなるかも・・
その時は、撮影禁止でしょうね。
この時期はまだ、人出が少なかったですね。
コメントありがとうございます。
本津に、枯山水の手入れは大変でしょうね。
石に苔、砂の造形、受け継いでいくのですね。
その内、公開してくれなくなってしまうかも・・・
寂しいですね。
お庭も、ふすま絵、杉板絵、全てを保全補修していかなくてはいけないので、
特別公開時しか観賞出来なくなるかも・・
その時は、撮影禁止でしょうね。
この時期はまだ、人出が少なかったですね。