2022-12-01 (Thu)✎
こんにちは。



国宝茶室「如庵」のある有楽苑、国宝犬山城の東にございます。
「如庵」は、茶の湯の創世期に尾張の国が生んだ大茶匠・織田有楽斎が建てた茶室です。
茶道文化史上貴重な遺構で、京都山崎妙喜庵内の待庵、大徳寺龍光院内の密庵とともに、
現存する国宝茶席3名席の1つとなっています。
有楽苑は、「如庵」だけでなく、重要文化財旧正伝院書院、古図により復元された茶室「元庵」、
有楽苑内で催される茶会のために新築された茶室「弘庵」なども趣があってとても優雅です。
これら全ての建築佛や木々は三井家から移築されたものです。
日本国内には、「如庵」と言われるのは10ヶ所くらいあるそうです。
ただ、ココだけが国宝なのです。
私も、京都の「建仁寺塔頭 正伝永源院」で復元の「如庵」を見てみました。
壁に古い暦を貼っている茶室を覚えてらっしゃいますでしょうか。
こちらの記事で御座います。★
では、こちらが敷地図です。

1番の受付です。

ガイドさんと共に進みます。

2番の元庵中門です。
門の中に見える石灯籠は藤村庸軒旧蔵石灯籠です。
藤村庸軒は、千宗旦(利休の孫)四天王の一人で、庸軒流の祖と言われています。

中を・・・右の下は4番の四阿(あずまや)です。

3番の岩栖門です。
細川満元が京都新町頭に建立した武家屋敷岩栖院の唐門だそうです。
屋根は檜皮葺、船底天井で、室町様式初期の構造物です。

扁額です。

中を・・・


7番の旧正伝院書院です。
如庵に隣接して建てられた有楽斎の隠居所で入母屋造の温和な外観を示し、
南側の主室は茶座敷にもふさわしい構えとなっています。
また、内部に残る長谷川等伯・狩野山雪などの襖絵は美術史上貴重な資料となっています。

6番の含翠門が見えてます。

この石畳の石は、名古屋鉄道の線路の石だそうです。
無料で頂いたそうですね。

6番の含翠門(がんすいもん)をアップして・・・
三井家の大磯別館にあったものです。

屋根の部分をアップします。

扁額ですが・・・読めませんね。

9番の徳源寺唐門です。
奈良県の織田家の菩提寺である徳源禅寺の山門でした。
明治初期に大磯別邸に移築され、その後、如庵と共にこちらに移築されました。

屋根の上の瓦を・・・

5番の観心寺旧蔵十三重層塔です。

10番の弘庵へ参ります。

弘庵入り口の前にある水琴窟です。
日本古来の音風景です。

アップして・・・

弘庵です。
茶会のために新築された茶室です。
後で、コチラでお茶を頂きます。

弘庵の周りをぐるりと・・・

女庵と旧正伝院書院に入る為の萱門です。


では入って行きましょう。

旧正伝院書院です。

如庵です。


旧正伝院書院の縁側に座って、説明を聞きました。

外から中を・・・

こちらの図を見ながら・・・

旧正伝院書院から如庵に行く石畳です。

国宝の証明書ですね(コピーです)

如庵の庭にある「釜山海」です。
加藤清正が朝鮮の釜山の沖から引き上げてきた自然石の水鉢です。
秀吉に献上され、その後、有楽に下げ渡されものです。

有楽好みの井筒です。

如庵の扁額です。


如庵の横を見ますと・・・茶道具の置き場ですね。

次は、有楽苑の自由行動です~~
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
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国宝茶室「如庵」のある有楽苑、国宝犬山城の東にございます。
「如庵」は、茶の湯の創世期に尾張の国が生んだ大茶匠・織田有楽斎が建てた茶室です。
茶道文化史上貴重な遺構で、京都山崎妙喜庵内の待庵、大徳寺龍光院内の密庵とともに、
現存する国宝茶席3名席の1つとなっています。
有楽苑は、「如庵」だけでなく、重要文化財旧正伝院書院、古図により復元された茶室「元庵」、
有楽苑内で催される茶会のために新築された茶室「弘庵」なども趣があってとても優雅です。
これら全ての建築佛や木々は三井家から移築されたものです。
日本国内には、「如庵」と言われるのは10ヶ所くらいあるそうです。
ただ、ココだけが国宝なのです。
私も、京都の「建仁寺塔頭 正伝永源院」で復元の「如庵」を見てみました。
壁に古い暦を貼っている茶室を覚えてらっしゃいますでしょうか。
こちらの記事で御座います。★
では、こちらが敷地図です。

1番の受付です。

ガイドさんと共に進みます。

2番の元庵中門です。
門の中に見える石灯籠は藤村庸軒旧蔵石灯籠です。
藤村庸軒は、千宗旦(利休の孫)四天王の一人で、庸軒流の祖と言われています。

中を・・・右の下は4番の四阿(あずまや)です。

3番の岩栖門です。
細川満元が京都新町頭に建立した武家屋敷岩栖院の唐門だそうです。
屋根は檜皮葺、船底天井で、室町様式初期の構造物です。

扁額です。

中を・・・


7番の旧正伝院書院です。
如庵に隣接して建てられた有楽斎の隠居所で入母屋造の温和な外観を示し、
南側の主室は茶座敷にもふさわしい構えとなっています。
また、内部に残る長谷川等伯・狩野山雪などの襖絵は美術史上貴重な資料となっています。

6番の含翠門が見えてます。

この石畳の石は、名古屋鉄道の線路の石だそうです。
無料で頂いたそうですね。

6番の含翠門(がんすいもん)をアップして・・・
三井家の大磯別館にあったものです。

屋根の部分をアップします。

扁額ですが・・・読めませんね。

9番の徳源寺唐門です。
奈良県の織田家の菩提寺である徳源禅寺の山門でした。
明治初期に大磯別邸に移築され、その後、如庵と共にこちらに移築されました。

屋根の上の瓦を・・・

5番の観心寺旧蔵十三重層塔です。

10番の弘庵へ参ります。

弘庵入り口の前にある水琴窟です。
日本古来の音風景です。

アップして・・・

弘庵です。
茶会のために新築された茶室です。
後で、コチラでお茶を頂きます。

弘庵の周りをぐるりと・・・

女庵と旧正伝院書院に入る為の萱門です。


では入って行きましょう。

旧正伝院書院です。

如庵です。


旧正伝院書院の縁側に座って、説明を聞きました。

外から中を・・・

こちらの図を見ながら・・・

旧正伝院書院から如庵に行く石畳です。

国宝の証明書ですね(コピーです)

如庵の庭にある「釜山海」です。
加藤清正が朝鮮の釜山の沖から引き上げてきた自然石の水鉢です。
秀吉に献上され、その後、有楽に下げ渡されものです。

有楽好みの井筒です。

如庵の扁額です。


如庵の横を見ますと・・・茶道具の置き場ですね。

次は、有楽苑の自由行動です~~
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
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Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
鍵コメUさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いつもご配慮ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
いつもご配慮ありがとうございます。
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
鍵コメPさん、こんにちは。
お忙しい中、コメントありがとうございます。
木々もいっぱいで、穏やかな時間が過ぎて参りますよ。
大きな木々たちも建物も、三井家の屋敷から移築されたものばかり。
ホテルの敷地内でも雰囲気が全然違いますね。
ホテル宿泊者は、ホテルキーを見せると、無料になるんです。
お忙しい中、コメントありがとうございます。
木々もいっぱいで、穏やかな時間が過ぎて参りますよ。
大きな木々たちも建物も、三井家の屋敷から移築されたものばかり。
ホテルの敷地内でも雰囲気が全然違いますね。
ホテル宿泊者は、ホテルキーを見せると、無料になるんです。
こんな所で * by 壁ぎわ
こんな場所でお茶をいただきたいものですね
時々いただくことがありますが
懐紙を持ちらる居て無いので 困るんですよね
特別な日に 一煎どうぞなんて無いですかね
時々いただくことがありますが
懐紙を持ちらる居て無いので 困るんですよね
特別な日に 一煎どうぞなんて無いですかね
* by takabone
茶室自体が国宝なんですね。
国宝指定書というものの存在も初めて知りました!
国宝指定書というものの存在も初めて知りました!
Re: こんな所で * by ヒツジのとっとちゃん
壁ぎわさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
如庵の茶室でゆったりと頂きたいですね。
あとから、弘庵に行って、お抹茶を頂きました。
そう言えば、大原三千院に行った時、あちこちの寺院でお抹茶を頂き、
ランチが要らなかったくらいですよ~~
飲みすぎもいけませんね。
コメントありがとうございます。
如庵の茶室でゆったりと頂きたいですね。
あとから、弘庵に行って、お抹茶を頂きました。
そう言えば、大原三千院に行った時、あちこちの寺院でお抹茶を頂き、
ランチが要らなかったくらいですよ~~
飲みすぎもいけませんね。
Re: タイトルなし * by ヒツジのとっとちゃん
takaboneさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
私もです。
国宝指定書なるものがあるのですね。
考えると、あっても不思議じゃないですよね。
初めて見ました。
コメントありがとうございます。
私もです。
国宝指定書なるものがあるのですね。
考えると、あっても不思議じゃないですよね。
初めて見ました。
No Subject * by 駐在おやじ
茶屋って 僕あの入り口の小さい建物だけだと思ってました
庭も含めてなんですね
写真で見ると ほんと大きな敷地のようですね
優雅で 優しげな壁の色 ^^ さすが国宝
目の保養になりました~~~~ ^^
駐在おやじ
庭も含めてなんですね
写真で見ると ほんと大きな敷地のようですね
優雅で 優しげな壁の色 ^^ さすが国宝
目の保養になりました~~~~ ^^
駐在おやじ
No Subject * by はる
おはようございます(^^♪
「暦張席」のあるお茶室、覚えてます。
記事中、このホテルの名前も書かれていたのね。
お庭、手入れが行き届いてとても静かな雰囲気、
敷地図‥すべて巡るのは広くて大変そう。
水琴窟、いつまでも聞いていたい音色、沁みますね。
「釜山海」海の中から‥いわれがすごい、
この方、セロリを日本に広めたって聞いたことが。
呈茶は犬山焼でいただくのかな。
「暦張席」のあるお茶室、覚えてます。
記事中、このホテルの名前も書かれていたのね。
お庭、手入れが行き届いてとても静かな雰囲気、
敷地図‥すべて巡るのは広くて大変そう。
水琴窟、いつまでも聞いていたい音色、沁みますね。
「釜山海」海の中から‥いわれがすごい、
この方、セロリを日本に広めたって聞いたことが。
呈茶は犬山焼でいただくのかな。
ヒツジのとっとちゃん今日は * by くんざん
余り庭木に鋏を入れない、優しい庭ですね
落ち着きますね
落ち着きますね
* by tkmtrip
こんにちは!
ゆっくり時間が流れそうないいところですね。
路線の石を使ってるというのは驚きでした。
国宝の茶室もいいですね。
優雅にお茶がいただけそうです
ゆっくり時間が流れそうないいところですね。
路線の石を使ってるというのは驚きでした。
国宝の茶室もいいですね。
優雅にお茶がいただけそうです
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
駐在おやじさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
1枚目は、国宝の如庵ですが・・・
入り口の建物は違いますね。
三井家って凄いですよね。
全部移築してるのですから!!
国宝って、やっぱり凄いですね。
コメントありがとうございます。
1枚目は、国宝の如庵ですが・・・
入り口の建物は違いますね。
三井家って凄いですよね。
全部移築してるのですから!!
国宝って、やっぱり凄いですね。
Re: No Subject * by ヒツジのとっとちゃん
はるさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
あら~~覚えてらっしゃいますか。
嬉しいです♪
そうそう、暦を貼り付けたお茶室。
あの時から、このホテルが気になってました~~
ガイドさんの説明が終わり、また回ってますから、良く歩きました。
あら~~初めて聞きました。
加藤清正が朝鮮出兵の時に持ち帰って広めたのがセロリなんですね。
知らなかったわぁ~~
ありがとうございます。
お抹茶は明日ですね。
お茶碗、お楽しみにね♪
コメントありがとうございます。
あら~~覚えてらっしゃいますか。
嬉しいです♪
そうそう、暦を貼り付けたお茶室。
あの時から、このホテルが気になってました~~
ガイドさんの説明が終わり、また回ってますから、良く歩きました。
あら~~初めて聞きました。
加藤清正が朝鮮出兵の時に持ち帰って広めたのがセロリなんですね。
知らなかったわぁ~~
ありがとうございます。
お抹茶は明日ですね。
お茶碗、お楽しみにね♪
Re: ヒツジのとっとちゃん今日は * by ヒツジのとっとちゃん
くんざんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
三井家から、運べる大木は移植してるそうです。
トラックに入り切れない部分は、切断して・・・
後は、名古屋鉄道さんが管理してらしたそうですね。
川があり、山もあり、良い所です。
コメントありがとうございます。
三井家から、運べる大木は移植してるそうです。
トラックに入り切れない部分は、切断して・・・
後は、名古屋鉄道さんが管理してらしたそうですね。
川があり、山もあり、良い所です。
Re: タイトルなし * by ヒツジのとっとちゃん
tkmtripさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうなんです。
ゆったりと静かに時間が流れていきます。
線路の石の話は、ガイドさんが言ってました。
前は、名古屋鉄道の管理地でしたから、石も無償だったそうな・・
国宝って凄いですね。
コメントありがとうございます。
そうなんです。
ゆったりと静かに時間が流れていきます。
線路の石の話は、ガイドさんが言ってました。
前は、名古屋鉄道の管理地でしたから、石も無償だったそうな・・
国宝って凄いですね。